私は「1年でTOEIC 900! 分かる! 解ける! 英文法!」などで、日々、多くの方に英語学習のアドバイスをさせていただいているのですが、
「この壁は絶対に出てくるなぁ。」
と、思うのが、「失敗を怖がってしまう」ということ。
「頑張っても全然単語覚えられなかったらどうしよう‥」
「頑張ってもリスニングができるようにならなかったらどうしよう‥」
という気持ちですね。
何事でもそうですが、どうしても失敗というのは怖くなってしまうものなんです。
特に経験、知識がない時ほど怖くなってしまいます。
「こうすれば大丈夫」という経験があったり、「これぐらいやると効果が出てくる」という知識があれば何とかやれても、何も経験、知識がないと、自分がどうやっているのかが分からず、どうしても不安になるものなんです。
その気持ちはよく分かります。私も昔は英語が大の苦手で、英語に対しては失敗の恐怖心が常にありました。
今は英語に対しては大丈夫ですが、やはり慣れないことというのは怖いものです。
でも、失敗というのはどうしても必要なものなんです。
先ほど、「経験、知識がないと怖い」といいましたが、この経験と知識は失敗をしないと身につかないものなんです。
もちろん、知識に関しては、他から仕入れることもできます。
私も「1年でTOEIC 900! 分かる! 解ける! 英文法!」の受講生さんには、自分自身の英語学習、7年以上の英語学習指導経験から、いろいろとアドバイスをさせていただき、知識を与えさせていただいています。
ただ、知識は知っただけでは完全に活かせません。
それに、人によって向き不向きというものがあります。
例えば、「英単語を覚える」というトレーニング。
私からは、
「一発で覚えられるなんて、そうそうないことだから、気長にやる姿勢が必要」
「一発で覚えることよりも、1日にやる量を増やして、触れる頻度を増やすことが有効」
「イメージ作りが重要」
というアドバイスをさせていただきますし、具体的なやり方もお話させていただくことはできます。
ただ、まったく同じやり方でやっても、人間は生き物ですから、人によって感覚が違うんですよね。
すぐに「1日50語を20分で、1週間で300語を何回転もやる」という感覚をつかめる人もいれば、最初はペースが上がらずに、30語ずつから始める人だっています。
それにイメージの作り方だって違うと思いますし、どのぐらいやれば覚えられるのか、というのも人によって違います。
知識を仕入れる
↓
実際にやる
↓
その経験を次回以降に活かして行く
というサイクルで、徐々にいい方向に向かって行くわけです。
私に出来るのは「知識を仕入れる」の部分だけなんです。その後、経験を積んだり、それを活かすのは英語学習する本人にしかできません。
失敗すれば、「あー、なるほどこうやったらダメなんだな」というのが分かって来ます。
この経験を元に、軌道修正していって、いい方向に向かうわけです。
つまり、失敗は経験を得る手段なんですね。
確かに失敗と言うのは怖いものですが、これを避けては上達しないんです。
「失敗する」ではなく、「経験する」というように考えて行けば、気持ちも楽になると思います。
失敗を狙う必要はありませんが、「とにかくやってみること」これが重要なんです。