シリーズでお送りしております、英語学習の処方箋。
今回はTOEIC篇の第3弾です。
第1弾は 500→600、700
第2弾は 400以下→500、600
でしたが、今回は600→700、800と、中級者から上級者を目指す目標設定です。
第1、2弾でもお話ししましたが、人によって、
1、実力
2、目標
3、環境
が異なります。
今までは、やや初心者からスタートする処方箋をお送りして来ましたが、今回は中級者からのスタートです。
(TOEICの平均点は約570点)
一口に「実力」と言っても、いろいろなタイプがあります。
語彙は得意、リスニングは普通、英文法は苦手
語彙は苦手、リスニングは得意、英文法は普通
など、さまざまなタイプがあります。
実は、中級者が一番デコボコがあると言いますか、いろいろなタイプがいるんです。
初心者であれば、どの分野も苦手。
上級者であれば、どの分野も得意。
と、もちろん、多少のばらつきはありますが、それほど大差ありません。
ところが、
「中級者だとすべてが苦手ではないので、初心者ではない。」
「でも、苦手なものがあるので、上級者ではない。」
という中間なので、かなりバラツキがあります。
なので、今回の目標設定「600→700、800」の中でも、今回は「典型的な日本人のパターン」である、
語彙はどちらかと言うと得意
リスニングが苦手
英文法は普通かやや得意な方
というパターンをお届けいたします。
これ、ちょうど私がTOEICを始めたときのスタート地点と似ています。
私は昔は英語が苦手で、語彙、リスニング、英文法、すべて苦手でした。
通信簿2、偏差値30〜45だったのですが、
英文法への取り組み方のコツをつかんで、英文法と、そこそこの語彙で成績を伸ばして、半年で偏差値45→72となり、大学に入ってすぐ、TOEICに初チャレンジ。という状態でした。
私の場合、
語彙は普通、リスニングは苦手、英文法は得意
というパターンだったことになります。
どちらかと言うと、典型的な日本人よりは英文法よりにシフトしていて、その分、語彙が弱かった感じです。
ただ、リスニングに関しては学校英語でリスニングをほとんどやらない日本人らしく、ほぼ経験ゼロ。
ゆっくりの英語でも、簡単な単語でも聞き取れないことばかりでした。
第1弾、第2弾はどちらかと言うと初心者向けでしたので、「語彙、英文法を固めてから、リスニング」というお話をいたしましたが、このレベルであれば、3つ同時進行が理想的です。
なぜ、初心者向けでは「語彙、英文法から」だったかと言うと、リスニングで聞き取る能力を身につけても、知らない単語や理解できない構造の文ばかりでは意味がなかったからです。
要するに、聞き取れたとしても、紙に書いてあっても分からない英語では理解できない、ということだったんです。
しかし、このレベルであれば、簡単な文であれば理解できるレベルにありますので、少しずつリスニングを始めるべきです。
ただ、1つ注意が必要なケースがあります。
それは、「英文法がまったくの暗記だったり、問題を解くための知識しかない」という場合です。
メルマガやブログでも何回もお話させていただいておりますが、英文法は問題を解くだけのものではなく、聞き取った英文、読んだ英文の構造を把握し、文全体としての意味を理解するための知識。
語彙はあっても、英文法が不足していると、
「全部知っている単語なのに、文全体の意味が分からない。」
ということになります。
問題を解くための知識しかない場合は、リスニング、リーディングに活かせませんので、いくら英文法の問題が解けても、もう一度やり直す必要があります。
「1年でTOEIC 900! 分かる! 解ける! 英文法!」では、きちんと使える英文法を、「品詞」という1番の基礎から学んでいただけます。
そうではなく、きちんとした英文法の知識がある程度ある場合は、語彙、リスニング、英文法の3つの同時進行になります。
語彙はDUO3.0など、会話表現も学べるものがオススメです。
学校では会話系の表現はほとんど習いませんが、TOEICでは頻出ですからね。
リスニングはスクリプトが付いていて、簡単なものであれば何でもかまいません。
NHKのラジオ英会話のテキスト+CDなんかが手軽でいいかもしれません。
まずは、簡単なものから聞き取れる力を身につけて行きましょう。
英文法もしっかりと構造を把握できるように知識を身につけて行き、実際に使えるものに仕上げて行ってください。
この段階ではリスニングが一番効果があります。
ほぼゼロの状態からですから、伸び白がたっぷりありますからね。
短期的には、単語を拾えるようになって、リスニング問題で正解できる問題数が増え、
長期的に見ても、「しっかり聞き取って解答できる正統派の解法」が使える能力の下地が身につきます。
もちろん、語彙と英文法もしっかりとやってください。
両方とも会話調のものにも対応できるように適応する必要がありますし、より「使える」知識にして行く必要があります。
英文法は品詞という1から↓で学ぶことができます。
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